最近和歌山工房で密かに流行っている技法です。
実は通常練り込みといえば、色味の違う粘土を重ね合われて練り合わせと、焼きあがった時の模様の出かたを考えて準備をしないといけないのですが、
この写真の作品は外側だけに模様がはいるようにしています。
ご覧のように、内側は模様が入りません。
これは、電動ろくろに粘土を置いた際に、その粘土とは色味の違う粘土を細く紐状にして螺旋に巻きつけ、
後は通常通り作品を作ると表面に模様が付きます。
ただ気を付けないといけないのが、作品を作る速さに、例えば茶碗一つ轆轤引きするのに、5分で作るか10分でつくるかで模様の入り方が若干変化します。
そして、いくつか作るとそれぞれに少しずつ模様が違うので、それもこの技法で作品を作る面白いところでもあります。
ワンクリックで1票です!応援よろしくお願いします!!
人気blogランキングへ